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造成工事


造成工事(ぞうせいこうじ)とは、空き地や田んぼや山などに、住宅や駐車場や工場などを建設する際に行う工事の事です。
造成工事とはどのような事を行うのか、工事を説明していきます。

造成の種類

盛土工事(もりどこうじ)
盛土工事とは、
低い地盤や傾いた地盤に土砂を盛り上げ地盤を高くして、平坦な地盤を作ったり、周囲の地盤より高くする工事の事。

切土工事(きりどこうじ)
切土工事とは
高い地盤・斜面を切り取って低くし、平坦な地表を作る、あるいは周囲より低くするまたは斜面を切り取って法面(のりめん)を形成する工事の事。

工事の流れ

盛土工事の場合
最初に計画高を設計しそれに必要な地盤地耐力を算出し、地盤調査を行い必要に応じて
地盤改良(じばんかいりょう)を行う。(住宅の場合は、柱状改良などを行います。)
雑草や雑木などは伐根(ばっこん)根っこから処理しておく。
土留め(擁壁)を設置し土砂を搬入します。
土砂の搬入時均等に敷き均し転圧を行います。

切土の場合
最初に計画高を設計し、高い地盤や斜面を切り取って低くし、平坦な地表を作る
あるいは周囲より低くする工事です。
切土の特徴ですが、山地や丘陵地は、
もともとの地盤がよいので、そこを切土した部分は非常によい地盤になります。
切り取った土砂は残土処分を行う。

まとめ

住宅を建てるには、土地によって施工補法も費用も変わってくるので土地選びも重要になります。
造成には、大型の重機などが必要になります。
重機についっては、別のブログで書かいてますのでそちらも見て頂けると分かりやすいかと思います。
また、地盤改良や伐根など、上記に出てきた用語に関してはまた別の記事で書かせて頂きます。