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工事用車両について


工事現場で使われている車両について
どのような役割があるか、どのような機能があるか
ご紹介させて頂きます。

工事に使用される車両の主な種類

トラック
平ボディ
ダンプトラック
回送車
ユニック車

トラック区分
車両の区分は総重量・最大積載量・乗車定員で区分されます。
今回は車両総重量で区分します。
小型車両  3.5t未満
準中型車両 3.5t以上7.5t未満
中型車両  7.5t以上 11t未満
大型車両 11t以上
日本の公道で通行が許可されている最大車両総重量は、一般道路で27t
高速道路では36tです。

平ボディ


屋根がなく荷台が平らなボディ
多様性が高く、荷物の大小に関わらず様々な大きさの物が運搬できる
工事現場などでは、道具の運搬や材料の運搬に使われます。

ダンプトラック

ダンプトラック
主に土砂や産業廃棄物を運搬し荷台を傾け積荷を一度に下す事のできる車両です
種類も色々あり
小型車両・準中型車両・中型車両・大型車両とあります。

回送車

工事用重機の運搬に使用される車両です。
大きく分けて二種類あり。
セーフティローダー(荷台スライド式)
荷台がスライドして、荷台に積まれている重機が緩やかな角度で積み下ろし出来る
運転席(キャビン)が持ち上がらないのが特徴です。
主に工事用重機は軽量な重機の運搬に使われます。
荷台がスライドするので後方に広いスペースが無いと使用できません。

セルフローダ(車両傾斜式)
車両傾斜式は運転席(キャビン)すぐ後ろのジャッキによって車両を持ち上げ、
荷台を傾け重機を積み下ろしする事の出来る車両です。
荷台スライド式と違って後方のスペースはあまり必要なく
主に工事用重機は重量級の重機の運搬に使用されます。
また
あゆみ板と呼ばれる敷板を掛け運搬車両と地面との段差を埋め重機などの積み下ろしを
スムーズにし、安全性を高める部材もあります。

ユニック車

クレーン装置を搭載したトラックです。
搭載されたクレーンによって、荷台の積荷を積み下ろしが出来ます。
自走できない物や、大型の発電機など工事に使う道具や、二次製品(コンクリート)
などを運搬するのに使用されます。

まとめ

土木工事や建築工事や解体工事を行うには、色々な工事用車両が必要になります。
車両の区分に際して、必要な免許があります。
特にユニック車などの特殊車両は、車両運転免許と別に資格が必要になります。
別の資格とは、前のブログで記載してます。
また、そちらも見て頂けると幸いです。
その他にも、クレーン車・ミキサー車・トレーラ・散水車・等々まだまだありますが、
またの機会に書かせてもらいます。